笹だんご作りを北方文化博物館で体験しませんか

4月から始まる「ART MIX JAPAN 」2017年の関連イベントとして、田中屋本店みなと工房様の運営で「笹だんご作り体験」が4月15日(土)に北方文化博物館で開かれます。後日そのフライヤーを公開しますので、どうぞご検討いただきたいと思います(小学生までは無料です)。
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そもそも、私たちが口にする「笹だんご」。いったいどんな背景をたどって県民のソウルフードとなっていったのでしょうか。早速、田中屋本店の社長とみなと工房支配人にインタビューをしてきました。

e0135219_12203218.jpg—笹だんごは新潟の郷土食としてどんな経緯があるのでしょう?

「笹でだんごを包む食べ方は五百年前からあるといわれています。甘いだんごよりも惣菜などを生地に包んだ食べ方の方が早いようです。昭和30年代の新潟では、笹だんごは家で作るものでした。よもぎ取りや生地を丸めるのは子供の役割、笹巻はお母さんの役割、などと数日かけて家族じゅうで作ったものなんです。蒸し立ての匂いをかいだりすると、あの頃を思い出す人が新潟では多いんです。笹だんごは、ただ郷土の土産というより「昔の我が家の風景」なんですね」

ーなるほど。。では、笹だんご作りを実際に体験した子供たちからはどんな反応がありますか?

「今回は、生地をこねるところまでは私たちで行いますが、お父さんやお母さんといっしょに、丸めたり笹を包んだり、蒸したりする楽しさや、アツアツのものをその場で食べると、目を輝かせて『今まででいちばん美味しい笹だんごだ』と言ってくれます。自分たちが時間をかけて作った満足感があるんですね。また上手に作ると親からほめてもらえて嬉しい記憶が残ります。」

ー大人の方はどんな楽しみ方ができますか?

「中高年の方々には、初めて作った手作りの味を思い出していただけると思います。よもぎや笹についての知識を楽しめるところも、子供時代と違う楽しさですね。昔、おばあちゃんが作ってくれた味や、よもぎを集めた記憶を思い出して『よっぱらしたがね〜♪』と仰っていただいています。」

ーすると、北方文化博物館の「みそ蔵」で笹だんご作り体験を行うということはどんな意味合いがあるでしょう。

「昔の雰囲気が残る場所で笹だんご作りを行えるというのは、まさに昔の実家のイメージが重なるわけです。思い出がストレートに新潟人の記憶につながっていく場所なんですよ。そして子供にまたその思い出を伝えることができると思います。」

笹だんご作りという郷土の文化を、親から子へ、子から孫へつないでゆくこと、田中屋本店さんは日頃からこのような活動を通して、新潟の文化をまもり、「かつておばあちゃんが作ってくれたあの味」を追求されています。
このたびのART MIX JAPAN 関連イベントとして、田中屋本店さんの活動とコラボレーションさせていただくことは大変光栄に感じています。文化を次の世代に受け継いで行く同じ思いで、北方文化博物館も協力させていただきます。
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by hoppo_bunka | 2017-03-09 12:22 | 本館のイベント | Comments(0)

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