2011年 12月 09日
~ 塩引鮭 ~

よく見ると鮭のお腹の一部がつながっているのがわかるでしょうか?
「切腹を嫌う」という意味で切らずにつなげてあり、古くから塩引鮭で有名な
新潟県村上市でも同様の開き方をします。
新潟県の多くの地域では、10月から12月にかけて獲れた鮭を塩漬けにして干し、
年の瀬や新年に食べる習慣があります。
軒下に並ぶ塩引鮭は、数少なくなった新潟の冬の風物詩のひとつ。
ご来館の際はぜひ、ご覧になってくださいませ☆
本館/さっちゃん
by hoppo_bunka | 2011-12-09 11:14 | 本館の日常 | Comments(2)

昔は、沖獲りのものより横越・沢海辺りまで遡上したものの方が、油がぬけていて美味しいと・・・、沢海当たりの人は言ったものですが・・・。
今は、沢海での水揚げはないでしょうね。
おっしゃられる通り、阿賀野川をのぼってくる鮭は、横越あたりで獲れるものが一番おいしいと言われ、昭和の初め頃まで鮭漁がさかんに行われていたそうです。
新潟の風物詩、大事にしていきたいですね。
本館/さっちゃん