2014年 07月 17日
横越中学2年生が見事にお客様をご案内!
初日は、伊藤家の植栽を担う伝統部署「作事」で清掃を体験してもらいました。これはどんな職場でも基本ですが、庭や木を維持する博物館にとっては、もっとも大事な仕事。
2日目は「売店」業務と学芸員のお手伝い。ここで初めてお客様に接する緊張を知りましたね。それから、学芸の仕事って案外肉体労働だってことも知っちゃったかな??
最終日は、「案内」業務に挑んでもらいました。本当ならこのために3日間費やしても足りないくらいですが、それでもお客様を案内する体験は、博物館業務の独特なところです。お客様にOKをいただいて、いざ出動です!
ドキドキしながらも自分たちが伝えたいと思ったポイントを整理し、練った原稿に目を落としつつ、時折お客様の目をちゃんとみながら話す横越の中学生たち。最初は声に震えがあったり、たどたどしいところもありましたが、それは中学生ガイドの初々しいところです。
素晴らしいのは予想外の展開にも落ち着いて対処し、最初に学んでいた知識の引出しをしっかり応用できたこと。そして外国人のお客様の前でも案内できた勇気に感服しました。
自分たちのオリジナリティやおもてなしの気持ちを乗せて語りかけてくれたので、お客様から「よかった」「ありがとうございました」という言葉をもらえました。博物館の職員こちらが勉強になる、その姿勢でした。
by hoppo_bunka | 2014-07-17 17:00 | 本館の日常 | Comments(0)