南浜通にある新潟分館です。
水と土の芸術祭2018アートプロジェクト作品展示会場となります。
一階座敷(松風)
二階座敷(潮音堂)
日本画家・荒井経(あらい けい)さんと韓国の画家・柳根澤(ユ・グンテク)さんの絵が、「対話」をテーマに配置されます。
新潟分館は、新潟を代表する書家で歌人、また東洋美術史家でもあった會津八一が晩年を過ごしたことでも知られています。松風(しょうふう)、潮音堂(ちょうおんどう)などの部屋の名前は八一が名付けたものです。
芸術祭期間中は、アート作品だけでなく會津八一が起居した洋館の常設展示室で八一の墨蹟もご覧いただけます。さらに季節の良い時期ですので、ぜひ庭園にも出て枯山水の庭をぐるりと巡ってみてください。建物の外観も庭からだとよく見えます。今は、ちょうど潮音堂を見上げる位置に梅の老木が実をつけていました。足元にはねじ花。
さて。みなさんはもう手に入れましたか!水と土の芸術祭公式ガイドブック。作品や会場の解説の合間に「にいがた風土コラム」という新潟市の歴史や地形、伝統文化のへぇ~と思うようなコラムページが差し込まれており、ページをめくるほどに芸術祭と新潟への関心が高まります。マップもあり、新潟ビギナーさんへのプレゼントにもいいかもしれません。展示エリアを、万代島⇒万、鳥屋野潟⇒鳥、砂丘⇒砂、と端的に表しているなど、編集にもこだわりが見られます。ぜひお手元にご用意を!
水と土の芸術祭2018、スタートは7/14です!