
「行ってみたいな。」と思う素敵なところが二つあります。どちらも観光地ではなく、新聞に載って初めて知ったところです。
一つはディサービス「キャバレー白鳥」もう一つは「まほうのだがしやチロル堂」
「キャバレー白鳥」は午後2時半~8時半までの夜型営業のデイサービス施設で、カラオケや麻雀をしながらお酒も楽しめるところです。自分が将来行きたいのは、どのようなところか、と考えた時に、「朝来て、リハビリをしたり、お風呂に入ったりという従来型のサービスは、しっくりこないところがあった。」と思った理事長が、キャバレーの元店舗を有効活用し運営しています。
昔楽しんだ懐かしい場所、誰かと一緒に食べたり飲んだりできる夕食、ひきこもりがちな独居高齢者が来たいと喜んで通うところになっているそうです。
「まほうのだがしやチロル堂」は子どもたちに人気のお店です。コロナ禍で子ども食堂が開けなくなり、居場所がなくなった子どもたちを、何とかして支える居場所を作りたいと考え地元の人たちが作ったお店です。「魔法の通貨」とも言われる「チロル」で100円分の駄菓子が買え、カレーやポテトフライ、ジュースなども1チロルです。チロルは子どもだけが1日1回できるガチャガチャのカプセルに入っていて、普通は1枚ですが、運が良いと2枚や3枚のこともあります。入る時にワクワクして友達と楽しく食べたり遊んだりできるお店です。
利用者がどうしたら楽しみ、ここにまた来たいと思うようになってくれるかを一生懸命考えた人たちの様々な思いや工夫が、しっかり相手に届き、お互いの幸せになっている素敵な居場所です。
清水園で今年度初めて行う庭園セミナーでの「茶室鑑賞ワークショップ」
どんなお話が出るのか、初めての試みなのでわかりませんが、ワークショップのお話が出た時に、上記の二つの施設を思い浮かべました。
ここにまた来たい、と多くの皆さまに思っていただける居場所となれるように、皆さまからのご意見をいただけると大変ありがたいです。もしお時間がありましたら、参加していただけると嬉しいです。第1回は4月23日(土)の9時30分から11時30分です。
清水園/ひろ