朝から小止みなく降り続く雪は、先程除けたばかりの道を、どんどん埋めていきます。
12月の大雪の際の、湿った重たい雪に比べたら、はるかに軽いのですが、それでも30分位除雪を続けると、汗びっしょりになります。
屋根の雪もどんどん嵩が増えてきて、もうそろそろ止んで欲しいなぁと恨めしいような気持ちで空を見つめていました。
こんなに晴れ間の全くない日は、お客様も外に出にくいだろうと、さみしく思っていましたら、日曜日、そしてレストランも開いているということもあって、数名のお客様の来園があり、ほっとしました。
帰り際にご夫婦でアンケートを渡してくださったお客様がいらっしゃいました。
そこには、「いつもは雪いやだなと思うけど、ここに来てきれいだなと思った」とありました。
最高の誉め言葉です。嬉しくてお言葉を噛みしめました。そして皆さまにも、この喜びをお伝えしたくなりました。
先程とは全く違って、喜びが舞い降りて来る、そんな風に見えました。
大いなる自然と同じように、人を救ってくれる人の言葉がある。そんな言葉をお客様からいただける場所で働いていられることに、幸せを感じます。幸せを差し上げなければならないのは、私の方なのに。
ご来園、本当にありがとうございます。大雪の日に、心はぽっと温かで幸せです。
清水園/ひろ