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世界は混沌としているけれど

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 今日はとても寒いのですが、お天気は良く、明るい明日が来ると信じても良いような気持ちになりました。世の中は、まだまだ戦争や天災の悲しみの渦の中、大変な状況にありますが。
 見えないけれど、あると信じたい、心安らぐ平和な世界。それは三井の晩鐘のように、見る者に委ねられています。

 破壊は間接的にも、ダメージを与えます。直接の被害とは比べものにもなりませんが、さまざまな要因が、心に重くのしかかってきていました。
 生きるエネルギーを培うために、好きなことや好きな世界に没頭する時間を意識して設けるようになりました。

 馬場あき子さんのドキュメンタリー映画『幾春かけて老いゆかん 歌人 馬場あき子の日々』を見に行ってきました。
映画館で映画を見るのは、本当に久しぶりでしたが、さまざまな映画の予告編を見ているうちに、思わず涙が出てきました。
決して幸せな内容の映画ばかりではなかったけれど、どの映画も生きることへの賛歌、命の尊さを予告を見ただけでも感じ取ることができました。

 確かに今、世の中は混沌として苦しんでいる人が大勢いる。でも、一方で、そんな中だからこそ、さまざまな立場の人が、さまざまな形で、命の灯を絶やさないように、つないで、つないでいくことを続けていると感じました。

 新潟市マンガ・アニメ情報館に行って、「刃牙展ッ!」を見てきました。会場にいらした外国人の方と目が合って、お互いに、にやにや。推しの世界に浸るだけで、笑顔になり、幸せを感じました。

 手芸のマクラメ編と羊毛のコースター作りの講座に参加しました。2時間作品作りにそれぞれ没頭しました。羊毛のコースターは、段ボールで作った小さな編み機を使いましたが、考えた人は天才だと思いました。手を動かしながら、本物の織機で、美しい反物を織り上げていく人達の気持ちを想像しました。毎日毎日少しずつ出来上がっていく美しいものたち。時間をかけて織りなすものの尊さが以前より汲み取れるようになりました。 
 
 行きたいけれどまだ行けない河井寛次郎記念館は、作品集を取り寄せて、毎晩楽しんでいます。そして読書。心の中に少しずつできた空洞を、新しい価値あるもので満たしていってくれます。疲れてすぐに寝てしまうことが多いのですが、書評を見て読みたい本が増えてきました。人が作り出したものから、力をいただいている。そう感じることが強くなりました。

 そして生きることにひたすら向かう自然の姿。
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 どんな形であっても、生きようとし続けているものの意志は、強く、そしてしなやかです。
  
 明日が、より良いものであるかわからなくても、生き延びようと青空に向かっていく木々。手を抜くことを一切しない生きる姿に、いつも教えられます。

清水園/ひろ

 
 

by hoppo_bunka | 2024-02-12 16:43 | 清水園 | Comments(0)

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