カテゴリ:新潟分館( 24 )

竹あかり花あかりがありました。

新潟市中央区南浜通りの北方文化博物館新潟分館。
沢海の伊藤家7代目が別宅として購入し、のちに分家した六代目の弟・伊藤九郎太を祖とする伊藤家の分家(南浜伊藤家)の住まいとなった建物です。明治28年頃に建てられた日本家屋とその座敷から臨む枯山水の庭園。園内には大正初期に分家してきた九郎太によって建てられた茶室「清行庵」もあり、一帯は茶庭となっています。また昭和3年頃に増築された洋館は、新潟を代表する書家・歌人・東洋美術史家である會津八一が晩年を過ごしたことで知られています。

新潟分館では先週末10/20㈯・21㈰の二日間、恒例の夜間開館ライトアップ「新潟竹あかり花あかり」が開催され、旧齋藤家別邸さんとの共通入館券にて、両日とも大勢のお客様にお越しいただきました。
座敷と庭はアートユニット・アナログの皆さんによるライトアップと、金子青楓さんによるお花のしつらい、そして竹灯籠で演出され、昼間とも普段とも異なる新潟分館となりました。来館者の歩む振動によって変化する照明の中、来場者がゆっくり飛び石を踏みしめながら庭園の回遊を楽しんでいました。また好評の「竹花茶席」では、お一人500円にて茶室「清行庵」でのお茶席体験を楽しんでいただきました。一席5名ずつ約20分間ではありますが、間近で見るお点前や普段は立ち入りをご遠慮いただいている茶室の内部を隅々までゆっくりとご覧いただく機会となりました。丸屋本店さんにご用意いただいた特製茶菓子「もみじ」は、こしあんが色とりどりのもみじに覆われた美しいお菓子でした。
さらに、1日目は横越上町神楽保存会さんによる神楽舞、2日目は高橋理香さんのお箏と日比野則彦さんのサックスによる十三夜コンサートが行われ、その時間帯はお庭が空いてしまうほど(笑)皆さん聞き入っていらっしゃいました。とてもぜいたくなシチュエーションでのコンサートにご満足いただけたのではないでしょうか。ご出演の皆様も、素晴らしい演奏をありがとうございました。
また今年も周辺施設では、同時開催の夜間開館や催しが多数計画されました。秋の夜長のお屋敷街そぞろ歩きを存分に楽しまれましたか?

ブログでは新潟分館会場の様子を少しだけご紹介します。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
まだお越しになったことのない方は、ぜひ!来年のご来場をお待ちしております。

本館/こでまり

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by hoppo_bunka | 2018-10-26 18:02 | 新潟分館 | Comments(0)

水と土の芸術祭2018へ向けて 新潟分館

南浜通にある新潟分館です。
水と土の芸術祭2018アートプロジェクト作品展示会場となります。
一階座敷(松風)
二階座敷(潮音堂)
日本画家・荒井経(あらい けい)さんと韓国の画家・柳根澤(ユ・グンテク)さんの絵が、「対話」をテーマに配置されます。

新潟分館は、新潟を代表する書家で歌人、また東洋美術史家でもあった會津八一が晩年を過ごしたことでも知られています。松風(しょうふう)、潮音堂(ちょうおんどう)などの部屋の名前は八一が名付けたものです。

芸術祭期間中は、アート作品だけでなく會津八一が起居した洋館の常設展示室で八一の墨蹟もご覧いただけます。さらに季節の良い時期ですので、ぜひ庭園にも出て枯山水の庭をぐるりと巡ってみてください。建物の外観も庭からだとよく見えます。今は、ちょうど潮音堂を見上げる位置に梅の老木が実をつけていました。足元にはねじ花。

さて。みなさんはもう手に入れましたか!水と土の芸術祭公式ガイドブック。作品や会場の解説の合間に「にいがた風土コラム」という新潟市の歴史や地形、伝統文化のへぇ~と思うようなコラムページが差し込まれており、ページをめくるほどに芸術祭と新潟への関心が高まります。マップもあり、新潟ビギナーさんへのプレゼントにもいいかもしれません。展示エリアを、万代島⇒万、鳥屋野潟⇒鳥、砂丘⇒砂、と端的に表しているなど、編集にもこだわりが見られます。ぜひお手元にご用意を!

水と土の芸術祭2018、スタートは7/14です!


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by hoppo_bunka | 2018-06-29 18:00 | 新潟分館 | Comments(0)

新潟分館

冬期休館しておりました新潟分館は三月より開館しております。
まだ肌寒い日が続いておりますが、お庭や玄関前の梅が咲き一歩ずつ春の歩みを感じます。
お庭の梅は老木で、かつて主屋二階の窓まで届いていたという枝はすっかりその背を縮めてしまっていますが、毎年しっかりと瑞々しい花を咲かせます。

さて新潟市會津八一記念館さんへ貸し出ししておりました作品が展示室に戻って参りました。
「坐忘」(ざぼう)の木額も、坐忘土縁に再び掲げられました。

沢海の伊藤家が別邸として取得し、のち分家の伊藤家が住まいとした新潟分館。
會津八一が晩年の十年間を過ごしたことでも知られています。
坐忘という名前は會津八一の命名。また刻者の田中泰阿弥は沢海伊藤邸の作庭を行った庭匠です。
茶の湯に深い造詣を持った泰阿弥によって、坐忘は土縁のにじりをくぐって庭の茶室「清行庵」へと通じるなど機能性と趣向を併せ持ったユニークな茶室となりました。

新潟分館ではもう三日間、座敷に南浜伊藤家の雛人形が飾られております。
また四月九日までは「写真展 1950年代の古町芸妓」も開催しております。
(新潟市中央区みなとまち文化推進事業「新潟・古町・花街 かつてと今とこれからと」展示6)

皆様のご来館をお待ちしております。

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by hoppo_bunka | 2017-03-28 17:08 | 新潟分館 | Comments(0)

初めてのひとのための「茶会の時間」 新潟分館

新潟分館は伊藤家七代目の後見人を務めた伊藤九郎太(くろうだ)が、大正10年に分家し住まいとしました。戦後、財団法人北方文化博物館設立に際し、新潟分館として一般に公開しています。
庭の左側一帯は茶庭(露地)となっており、竹垣を境に外露地に腰掛待合、内露地に茶室清行庵(せいぎょうあん)があります。この清行庵は九郎太がつくったものです。

普段の見学では中をのぞくだけの清行庵。茶室として使用しその魅力を感じていただきたい、また一服のお茶を美味しくいただくためのお茶会の楽しさを広めたいと、お茶会ユニット○△□さんのご協力のもと、 初めてのひとための「茶会の時間」と題し、お客様としてお茶事を体験する催しを行いました。

11月20日(日)は過ごしやすい晩秋のお天気となりました。一席5名まで計3席のお席はおかげさまで定員となり、茶席でご一緒した方どうし和やかな時間を過ごしていました。○△□さんの手取り足取りのご案内のもと、待合から茶室へ入るまでの動きや、お料理やお茶のいただきかた、お道具の拝見の仕方等々ひとつひとつ理解しながら体験し、、、お客様の表情に「お茶」に対する興味や憧れがもくもくと湧き上がるのを感じ、主催として嬉しく思いました。では当日の様子を少しだけ。

待合とした 茶室「坐忘」からの景色
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坐忘 ここで本日は紫蘇茶をいただきます
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外露地の腰掛待合へ移動
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竹垣を入って内露地へ
蹲(つくばい)で手と口を清めます
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躙り口(にじりぐち)からの入り方
お客様にも順番や役目がそれとなくあります
前の人のぬいだ草履を整える
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清々しい床の間を拝見
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美味しくお茶を頂く前に、懐石(今回は簡易バージョンで)でお腹を少しふくらませあたためます
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お菓子は。。。今の季節にあわせてもみじに少し雪がふりかかったイメージ
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もてなす側ともてなされる側の間合いを楽しみつつ、参加動機や過去のお茶経験などを披露しあい、それぞれのお茶に対する興味が花開いてゆく会話。
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清行庵からのながめ。庭は石に導かれて進みます。
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初めての人のための「茶会の時間」これにて終了。
3畳台目の小さな茶室にあれやこれやをつめこんで楽しい時間を過ごしました。
ご参加いただいた皆様、そして主催のねらいをがばっとつかんだ内容と分館の茶室の使い勝手の良さまで見きってくださった○△□の皆様!誠にありがとうございました!!
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by hoppo_bunka | 2016-11-23 12:24 | 新潟分館 | Comments(0)

パネル展「新潟分館」の知られざる秘話を教えます

 e0135219_23503594.jpge0135219_23521457.jpge0135219_23544792.jpg今年も10月に北方文化博物館「新潟分館」(新潟市中央区南浜通)はお隣の旧齋藤家別邸とともに「花あかり竹あかり」という夜間ライトアップをメインにした催しを行います。今までそのようなイベントを通じてなら「新潟分館」へ入ったことがあるという方も多いでしょう。しかし、その建築の不思議さや庭の造形、そして来歴についてなど時間をかけてご覧いただいた方は少ないのではないかと思います。実際、新潟分館は詳しい説明パネルを設けずA4サイズの説明文を置くだけにし、内装やしつらえの趣を感じていただくことを大事にしてきました。そこで、なんとなく雰囲気だけは知っているという方に、細部について簡潔にこの館の歴史や見どころを知っていただこうと考え、9枚のパネルを作成しました。

「分家」から「分館」へ ー95年の歴史を振り返るー

上記の題名で北方文化博物館「新潟分館」の歴史を振り返るパネル展を開催しています。伊藤家が南浜へ分家して95年。その紆余曲折や知られていなかったエピソードや人物、庭園や建築の楽しみ方を9枚のパネルでまとめています。主屋の二階、通称「潮音堂」でご覧いただけます。

◆期間 平成28年12月18日(日)まで
◆料金 450円(JAFカード提示、観光循環バスカード提示で350円に。また旧齋藤家別邸との共通券590円〔分館350円分+齋藤家240円〕も販売しています)
◆時間:9:30~17:00(12月からは16:30まで)
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by hoppo_bunka | 2016-09-21 23:58 | 新潟分館 | Comments(0)

新潟分館のつつじ

先日打合せのついでに立ち寄った新潟分館
庭園のつつじがきれいでした

会津八一が名付けた二階座敷「潮音堂」は、暑い季節に行くと落ち着きます

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by hoppo_bunka | 2016-06-11 11:05 | 新潟分館 | Comments(0)

新潟分館 春の陽ざし

南浜通りの新潟分館は、冬期休館を終えて3月より開館しています。
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お雛様も今月いっぱい飾られています。
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今日は春の陽ざしがさしこんでいました。
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梅のつぼみもふくらんできました。
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お屋敷めぐりにはもってこいのお日柄…と思いました。仕事中なのが残念。
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これからますます暖かくなると思います。
ぜひ足をお運び下さい。

新潟分館はじめ、湊にいがた雛人形町めぐりも各施設でまだまだ開催中です。
http://www.niigata.mints.ne.jp/


本館/こでまり
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by hoppo_bunka | 2016-03-12 15:51 | 新潟分館 | Comments(0)

八一と南浜秋艸堂

新潟分館で小さな展覧会はじまりました
新潟市會津八一記念館さんの企画展「會津八一を支えた人々」にあわせ、八一晩年の住まい、南浜秋艸堂(現新潟分館)での八一の生活を支えた、會津蘭と伊藤辰治の二人を紹介しています

八一の書斎の脇にある「通称:蘭子さん」の部屋
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いつも閉まっていた書斎側からのドアもあけましたので出入りしてみてください
手前右の展示ケースにあるのは蘭子さん旧蔵の琴(七弦琴)
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南浜伊藤家の当主であり、隣人として友人として八一と交流した「伊藤辰治」の紹介
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水と土の芸術祭も残りわずかとなってきましたね。ベースキャンプの旧二葉中学校からは、新潟分館は歩いて5分くらい(?)すぐです。
秋晴れの散策の際にはぜひ新潟分館へ気軽にお立ち寄りください。
八一が名付けた二階座敷「潮音堂」からのお庭の眺めもぜひご覧くださいね!

本館/こでまり
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by hoppo_bunka | 2015-09-24 09:49 | 新潟分館 | Comments(0)

水と土の芸術祭×西大畑旭町かいわいキーワードラリー〔新潟分館〕

西大畑旭町かいわいと水と土の芸術祭2015がコラボしました。芸術祭と一緒にゆっくりまちなかの歴史文化にも浸ってみてはいかがでしょうか。

参加施設では新潟ゆかりの文章や文学作品の一部を書いたボードを用意しています。
そのボードに書かれたキーワードを、全9参加施設のうち、7施設以上集めると、みずつちベースキャンプ(旧二葉中学校)にて記念品を差し上げます!
参加施設:旧齋藤家別邸、砂浜館、安吾風の館、新潟市美術館、新潟大学あさひまち展示館、ネルソンの庭、會津八一記念館、みずつちベースキャンプ


南浜通りにあります 北方文化博物館 新潟分館 はキーワードラリー参加施設です。
ラリーにあわせ、會津八一が名付けた2階座敷「潮音堂(ちょうおんどう)」にて、その扁額と會津八一の歌「うみなり」に関する資料を展示しています。ぜひご来館下さい。

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潮音堂とはすてきな部屋の名だと思いませんか。
今は「うみなり」は聞こえませんが、せっかくなので座ってぼんやり耳をすませてみてはいかがでしょうか・・・きっとふだんは気づかないような音が聞こえてくると思います

他の施設のキーワードを探しに行くのも楽しみです。

本館/こでまり
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by hoppo_bunka | 2015-07-27 18:43 | 新潟分館 | Comments(0)

「會津八一肖像写真展」


會津八一が晩年を過ごされた分館(中央区南浜通)にて

「會津八一肖像写真展」が、8月9日(土)~10月5日(日)の間行われています。



日本を代表する写真家、濱谷浩氏のカメラを通して

會津八一氏の人間性もうかがえるような写真が飾られていました!

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2階の和室で静かに鑑賞することができます。

上から眺めるお庭もきれいでした。





―お知らせ―

新潟 写真の季節
夏から秋にかけて新潟島の歩いて回れる6つの施設で、<写真展>が次々に開かれます。おもむきある会場で、写真をじっくり味わいながら、新潟の町を歩いてまわってみませんか。

 〇新潟市美術館
 「荒木経惟 往生写集―愛ノ旅」8/9(土)-10/5(日)
 〇砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)
 「村の肖像Ⅰ・展」9/2(火)-21(日)
 〇新潟絵屋
 「会田法行 渡辺英明写真展 青き球へ」8/20(水)-30(土)
 〇新潟大学 旭町学術資料展示館
 「村の肖像Ⅱ・展」9/3(水)-21(日)
 〇安吾 風の館(旧市長公舎)
 坂口綱男「不連続な空間―日常の中で、私を通過した テーマのない空間2014」8/7(水)-11/30(日)


本館/たみー
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by hoppo_bunka | 2014-08-29 11:04 | 新潟分館 | Comments(0)