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双六はふりだしがある

子どもたちが小さかったころ、家族で遊んでとっても喜んだ冬の室内ゲームは、双六や福笑いでした。
その中でも特に好きだったのが、「人生ゲーム」という双六のゲームです。カルタや百人一首では大人にはなかなか勝てないけれど、双六や人生ゲームは振った賽の目によって勝負が決まるので、一番下の子どもは特に張り切り、周りの大人も、小さな子たちが勝って喜ぶ顔が見たくて、密かに上がりを願って駒の行方を追いかけていたと思います。
またたく間に子どもたちは大きくなり、家族で双六を楽しむこともなくなりました。そうした今、昔を思い出して、あの賑やかで、せわしなかった時期は、幸せがいっぱい詰まっていた、宝物のような時間だったと思い至ります。
人生で上手くいかないことが起きて、つまずいたり、辛い思いをした時に、自分を支えてくれるのは、そんな家族と過ごした小さな幸せの時間の思い出でした。切なくても、ゴールを前にふりだしに戻って、悔しくてもまたサイコロを振って不運を笑い飛ばした、あの家族の楽しい時間を思い出し、また頑張ろうと思って新しいスタートラインに立つことができました。

2月22日(土)清水園では、10:00~15:30の間、書院にて、「冬あそび」という室内で楽しめるイベントを開催します。
ご家族や、幅広い世代の方々に清水園を体験し、清水園で体験していただき、幸せな1日の一つに加えていただけたらと思っています。大勢のみなさまのお越しをお待ちしております。

双六はふりだしがある だからこそ皆楽しめる さあ踏み出そう
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清水園/ ひろ
 

by hoppo_bunka | 2020-02-17 13:49 | 清水園 | Comments(0)

プラスα

「日本のどこが一番好きですか。」
外国からいらした大学生のお客様がお尋ねになりました。
京都かな、奈良かな、北海道かな、と、いろいろ思い浮かべましたが、「やっぱり新潟です。」と答えました。
その方は、「私は東北です。あそこの人たちは、何なんでしょう。本当に温かい!」とおっしゃいました。日本が好きで、来日はこれで9回目。九州から北海道まで、いろいろな所をご旅行なさっているとのことでした。
「新潟もいいですよ。ここは、本当にきれいです。ゴミがない。そして、古いものがたくさんある。」そうおっしゃいました。歴史ある国からいらしたのに、「ここの古いものは本当に良い。」とほめてくださいました。
ずいぶん長く鑑賞された後、資料や新発田城や義士の肖像画などについてお尋ねになり、その後それまでの旅行地や本国の写真を見せてくださいました。
そして、またこれから大好きな東北に行くとおっしゃって手を振り駅に向かわれました。
美しい景色、異文化、歴史、美味しい食べ物、非日常の世界。旅行の魅力は数えきれないほどありますが、その魅力をさらにプラスα深めるものに、「人」の存在があることを大学生のお客様から教わりました。リピーターのお客様もいらっしゃいますが、一期一会となるお客様が大半の中、「温かい。」というお気持ちが心に残る園でありたいと願いました。
そして、美しく歴史あるこの清水園をいつも見られる幸せと、物言わぬ木々や建物に代わって、この素晴らしさをお伝えしたい気持ちがこみあげてくる、お客様からのお言葉でした。

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清水園/ ひろ


by hoppo_bunka | 2020-02-13 13:12 | 清水園 | Comments(0)

御礼 設立74周年記念行事

北方文化博物館は、今年も2月12日の設立記念日を迎えることができました。

また2月11日の祝日には、「設立74周年記念行事」を開催させていただきました。おかげさまで例年より多くの方にお越しいただき、有難い限りです。4升のお餅を二回つきましたが、一部お餅が足りなくなってしまったお客さまには申し訳ありません。また来年もありますので、また遊びに来てくださいね。またぜひSNSで写真などをご紹介いただければと思います。

今日は3人もちつきの他、横越下芸能保存会の個性的な神楽が披露され、大広間はみな一体感をもって楽しい場になりました。非常に見ていて楽しい横越下芸能保存会さんの神楽ですね。団子まきでは当たり餅もつくり、ささやかなプレゼントをご用意しました。得られた方はどうぞ景品をご活用いただきたいと思います。

もちを通じて、米を集積してきた伊藤家そして新潟の文化を感じていただき、北方文化博物館の74年の感謝をお伝えさせていただきました。今日お越しくださったお子さんたちの時代に、また北方文化博物館がちゃんとしていられるように頑張って参りたいと思います。

いつも北方文化博物館に愛着をもってくださり、ありがとうございます。


伊藤家伝来三人餅つきの最後には、子どもたちの体験タイムも!

「もちもちでおいしい」お餅をついてくれました。

御礼 設立74周年記念行事_e0135219_10444518.jpg

大広間では横越下芸能保存会の皆様がお祝いの神楽舞を披露して下さいました。

このあと、館長、副館長と神楽舞のみなさんで団子まき(お菓子まき)を行いました!

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来年は75周年。みなさまのご来館をお待ちしております!




by hoppo_bunka | 2020-02-13 10:59 | 本館のイベント | Comments(0)

凛として生きる

ゲレンデにとっては待望の、通勤や出歩く人にとってはやっかいな雪が降り積もりました。
昨夜から今朝にかけての厳しい寒さに、水道管がところどころで凍結し、対処に追われました。
積もった雪は、パウダースノーで竹ぼうきでさっと振り払うことができます。屋根の雪も時折風が吹くと、サーっと舞い上がっていきます。
大変寒い日ですが、朝から雪景色を楽しみに、お客様がぽつりぽつりといらっしゃいました。
冬の木立は美しいというよりも、命の強さを感じさせます。吹雪の中、木はじっとその場に佇み動かないし、重くのしかかる雪をじっと受け止めていなければなりません。そして、もう限界で枝が折れそうと危ぶむ中、わずかな日差しが差し込むと、しなやかに枝を震わせ、雪を払いのけるのです。受け入れて屈せずに生きる。
生まれたら、ただ生きるだけ。そう諭されているような気がします。
雪の清水園は生きる強さを堪能いただけます。

なぜ生きるどう生きるなど考えず 冬木立つ凛として生きるや

清水園/ ひろ

凛として生きる_e0135219_13590420.jpg

by hoppo_bunka | 2020-02-06 14:08 | 清水園 | Comments(2)